STEP 02 EDPを取り巻く市場
合成ダイヤモンド宝石の
市場拡大と
その原料であるEDPの
種結晶
近年、世界的に拡大している合成ダイヤモンド宝石の市場。当社は合成ダイヤモンドに
必須の原料である種結晶をいち早くビジネス化した数少ない供給企業。
- STEP01
- EDP製品の特長
- STEP02
- EDPを取り巻く市場
- STEP03
- EDPのめざす未来
Main productsEDPの主な製品
Market trend合成ダイヤモンドの市場動向
合成ダイヤモンドの市場において、特に宝石用合成ダイヤモンドは、消費者の需要増加に伴い着実に市場を拡大しています。
合成ダイヤモンド原石の推定市場規模
200億〜1,000億円
以上
世界のダイヤモンド原石市場はおよそ1.1億カラット。そのうち、6%程度を合成ダイヤモンド市場が占めます。合成ダイヤモンドは原石市場全体の成長速度を上回り、シェアは今後も拡大が見込まれます。
種結晶供給はサプライチェーンの 最上流 に位置
合成ダイヤモンドの市場は宝石の加工まで多段階で構成されるサプライチェーンで、当社が製造販売する種結晶の供給はグローバルサプライチェーンの最上流に位置します。
EDPが製造する
種結晶ニーズは増加傾向
当社は合成ダイヤモンド原石の製造に必須の原料である種結晶を供給しております。2010年以降、合成ダイヤモンド宝石に対する消費者の需要増加に伴い、宝石製造各社の生産増強に注力していますが、種結晶を製造できる企業は数少ないため、当社の種結晶に対するニーズは増加傾向にあります。
- 参考:Bain and Company「The Global Diamond Industry 2020-2021」
- ※1ルースとは裸石のことを指し、原石の状態からカットされ研磨されたものです。
- ※2ラフとは原石のことを指し、加工が施される前の状態のものです。
ワンポイント!
合成ダイヤモンドとは
天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドは結晶を形成する過程が異なるだけであり、物質としては完全に同じ成分・特性を示します。
天然ダイヤモンド | 合成ダイヤモンド | |
---|---|---|
化学式 | C | C |
結晶構造 | 立方晶 | 立方晶 |
熱伝導率 (W/cm・K) |
22 | 22※ |
モース硬度 | 10 | 10 |
密度(g/cm3) | 3.52 | 3.52 |
屈折率 | 2.42 | 2.42 |
光学分散 | 0.044 | 0.044 |
※99.9%の12Cで構成される単結晶合成ダイヤモンドの場合:33W/cm・K
天然ダイヤモンド | |
---|---|
化学式 | C |
結晶構造 | 立方晶 |
熱伝導率 (W/cm・K) |
22 |
モース硬度 | 10 |
密度(g/cm3) | 3.52 |
屈折率 | 2.42 |
光学分散 | 0.044 |
合成ダイヤモンド | |
---|---|
化学式 | C |
結晶構造 | 立方晶 |
熱伝導率(W/cm・K) | 22※ |
モース硬度 | 10 |
密度(g/cm3) | 3.52 |
屈折率 | 2.42 |
光学分散 | 0.044 |
※99.9%の12Cで構成される単結晶合成ダイヤモンドの場合:33W/cm・K